奥能登・珠洲でやってよかった


 

 奥能登・珠洲を舞台にした「奥能登国際芸術祭2017」。

 今も心に残る、ひとつのメッセージがある。

 旧飯田駅のホームに停められた貨物車両の中。

 うす暗い空間の壁いっぱいに埋め尽くされた言葉たち。

 どれもみな、力強く、あたたかく、やさしい。

    その中に…… 「また来ますね」。

 思わず足と、息が止まった。心が震えてきた。

 手書きの文字が踊っている。

 これを書き残していった人のことなどを考えた。

 そして、しばらく見つめ……、思った。

 やっぱり奥能登の、この珠洲でやってよかったんだと。

 明日が最終日という、切なさがいっぱいに詰まった午後。

 誰もが、その切なさと淋しさを追い払おうとしている。

 見馴れた珠洲の風景が、今までとは違う風に揺れているように見えた……

 

 *これもよかった……


「奥能登・珠洲でやってよかった」への1件のフィードバック

  1. はじめてコメントします。珠洲には友人がおり、毎年2,3回は往きますが、ことしは、芸術祭があり、プラス3回で5回行きました。この土地がもつ渡来系の歴史と文化、自然と人情が芸術祭の作品たちと豊かに響きあっている景色に、ありがたいなとおもいました。
    「ヨーク」にも35年前より、時たま往っていますが、先日顔を見せたら、奥さんに今年3回目ですねと言われました。中居さんのご健筆を祈ります。

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