ℕ…について


中居ヒサシ (寿  🏳 フリープランナー&ライター 写真etc.

1954年生まれ。ですから、先はそれほど長くはありません。

子供の頃は純田舎育ちのくせに、それなりに物知りで多感でした。よくある齢の離れた兄たちの影響やその他モロモロがあって、たとえば小学校の頃から映画や映画音楽に詳しくなり、その後自前でジャズの世界へとたどり着き、〝ジャズ的思考〟に覚醒しました……

東京で野球とジャズと本とその他モロモロにまみれ、アンバランスながらも愉快な大学生活を過ごした後、小さな業界新聞社に就職。しかし、いよいよ夏だなあという頃、何かの拍子で退社。周囲に迷惑をかけつつ、その後約1年間アルバイトや旅などで肥しづくりをし、腹をくくり始めていた翌年の春の終わり、金沢の広告系企業に拾っていただく。沁み込んでいた何かが幸いしてか、プランナーとして多くの事業に関わることに。自ら立ち上げたプランニングセンターのチーフ、常務取締役を経て代表取締役。退任後相談役。2021年暮れに正式退職。

仕事でもジャズ的思考〟がベースにありました。ひらめきや切り口などを大事にし、そのために自分の中にいつもアイデアを貯めていたと思います。

現場時代はプランナーとして、文字どおり仕事は多様性に富んでいました。そして、こうした職種は、自分の持っているもの、できることをすべて仕事の上で活かせると感じていました。ライター的なことや写真のことなどは、そうした私的な流れから自然に成立していったものだと思います。むずかしい研究レポート的なものを書いたり、広告コピーでアタマをひねったりとか…。イベントなどでも企画運営からそのままナビゲーターまでやったり、ミュージアム施設の展示ムービー制作では、シナリオから演出まで自分でやったり…。今でも多くのものがカタチになって残っており、たまに見直したり読み直したりしては、嬉しくなったり恥ずかしくなったりしています。今から思えばいろいろとユニークなオファーもあり、会社からちょっと足を踏み出してしまいそうなこともありました。いくつかから、独立すれば仕事が頼みやすくなると言われたりしたのはそんな頃ですが、それなりに考えたのかどうかは分からないまま、結局会社に残った次第です。

現場型で思考・行動してきたニンゲンであることは間違いありません。

マジメな顔をして、バカバカしいことを考える、そして書く。これが得意技でした。しかし、マジメな顔をしてマジメなことを考えたり、書くことに縛られていくと、自分らしさが薄れていったのは間違いありません。今でも人間の価値(面白さ)のひとつに〝意外性〟があると思っています。

私的な活動として執筆やイベント企画などを続け、20代の中頃から雑誌への投稿などをはじめ、日常の中に自分自身を再確認しようというテーマで、「私的エネルギー追求誌・ヒトビト」という季刊誌を発行しました。こういう活動ができた背景には、金沢香林坊日銀ウラにある某ジャズの店の素晴らしいヒトビトとの交流があります。多面的な話題とどうしようもないバカバカしさが融合するその空気が私を育てました。しかし、「私的エネルギー追求誌・ヒトビト」仕事が過密化していく中、限界に達し8号で続行断念。

その後、暇を見てなんとかコツコツと書いてきた拙稿『ゴンゲン森と海と砂と少年たちのものがたり』を自費で出版しています。また新たな長編物語も近々完成の予定です。書くことについては、現在もとにかく忙しいです……。私的イベントでは、マイルス・デイビスの金沢公演を振り返る事業(3年がかり)を自主企画・自主運営。これは大変な作業でありましたが、本番でのナビゲーターも自分でやって、当時のNHK金沢放送局や朝日新聞金沢支局などでは、番組出演や連載出稿などをさせていただきました。その他、金沢市民芸術村でのジャズ関係イベントなどもやらせていただいたりしましたが、こうしたことが自分の立ち位置をより不明瞭にしていった要因だったのだなと今強く思っています。

好きなモノゴトや関心事は書き尽くせません。自分なりのさまざまな視点があって、それらが合体した上に自分がある…と、それなりに解釈してはいます。が、早い話自分が何者(だったのか)なのか分からなくなってきているのです。自分のコトは自分が一番知っている…なんていうのはまちがいですね…?

だから、取り巻きの環境がどんどん変わっていく中でも、ひたすら書いていようとしているのだと思います………

好きなことは、ジャズ的音楽の中にいること。ラグビーを見ること。山・森・川べりを歩くこと。山里・山村を歩き考えたり放心したりすること… 本を読んでいること… 写真を撮ること… ギターを弾くこと… そしてもちろん、書いていることです。

※読んでいただきありがとうございます。こういうページについては、これまで掲載していたオリジナルのものは凄まじいほどの長編でした。読み返していくと、自分でも嫌になってきたので書き直しましたが、どうもこういうのはむずかしく上手くまとまりません………。サイトの中で感じ取っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

hisashi nakai