ある読者からのメッセージ


この物語は今から45年前の真夏、灼熱の日差しに炙られる内灘砂丘を駆け回る少年達が主人公である。
バックグラウンドをちょいと説明させていただくと、、、
内灘砂丘は、金沢市の北辺に隣接する『河北潟』という湖の現存する部分と、現在は干拓された部分の西側に60m以上の高さでそびえたち、日本海と少年達が住む町々とを隔てている。
全長約10km×幅1km。大きさでは日本で3番目に大きい砂丘である。
昭和20年代後半には米軍の試射場が設置され、それに反対する地元住民を応援する学生運動家が全国から集結し一躍全国的に注目されるようになったことがある。
五木寛之氏の『内灘夫人』はこの事件がモチーフとなっている。

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=36.66038694&lon=136.65866889&ac=17365&az=&v=2&sc=7http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=36.66038694&lon=136.65866889&ac=17365&az=&v=2&sc=7
↑この地図を拡大していただくと砂丘の中に『権現森公園』という地名が現れるが、これがこの本のタイトルのゴンゲン森のことであり、
この森にまつわるオカルテックな寓話と、昔おきた不幸な事件の残像が小さな町に蘇り、少年達のみならず大人たちの心の中にさざ波を巻き起こしていく、、、

面白い! お世辞抜きでこれは面白い♪ヾ(^▽^)ノ
少年達を含め、登場人物たちが活きている。生き生きと描かれているのでその場面場面が鮮やかなイメージとして目の前に浮かび上がる。
読後感は、焦げ付くような真夏の日差しと砂埃、そして微かに生臭い少年達の汗、、、
お薦めです。


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