秋だから 椎名誠のトークが聞きたくなった


10月の下旬、丸善丸の内店とジュンク堂池袋店で、椎名誠さんのトークイベントなどがあると聞いた。今のところ、両方とも行けそうにないが、そんな情報を耳にした途端、椎名さんの顔が見たくてたまらなくなった。

このページのエッセイで、かつて椎名さんの著書『帰っていく場所』について書かせてもらったが、その続きを無印良品でいつも買っている、税込92円の落書き帳に綴っている。まだ納得したまとめになっていないから掲載してないが、それとは関係なく、66歳になった椎名さんの顔を見て、椎名さんの声を聞いて、その話にしみじみと懐かしく嬉しくなったりしたいと思っている。

椎名さんの顔を最後に見たのは、もう10年以上も前のことだ。椎名さんの大親友・沢野ひとしさんの顔を見たのはついこの前だが(歴史博物館前で偶然会った)、沢野さんの印象は歳食ったなあとは思わせなかった。しかし、最近写真なんかで見る椎名さんの顔は、皺(しわ)が増え、白髪も増え、歳食ったなあと思ってしまったのだ。自然の空気に晒し過ぎたせいもあるのだろうか。ボクもそうなるのかも…

ボクも人のことは言えないが、少なくとも椎名さんよりは10歳も若いわけで、同年代の人間たちよりも若さには自信を持っているが、あの椎名誠さんが想像以上に年を食っている様子を見て、なぜか焦った。まだまだ健在は続くだろうが、もう一度見ておきたいのだ。それも無性に。

そう言えば、BSハイビジョンで、久々に野田知如(ともすけ)さんの顔を見、声を聞いた。どうでもいいような番組だったが、懐かしくてただボーっと見ていた。野田さんと言うのは、日本の自然派カヌーイストのパイオニアで、アラスカのユーコン川をはじめとして、日本の川のほとんどをカヌーでやっつけてきたという人だ。椎名さんにとっても師みたいな存在であり、一時調子を崩していたような話だった(『帰っていく場所』にも書かれている)が、今は愛犬アレックス(だったかな)と一緒に四国の徳島県に住んでいる。野田さんの話では、徳島県はとても住みやすい所なのだそうだ。

自分もウイスキーのロックを飲みながら、野田さんの話を聞いていたが、カヌーのツーリングに焚き火の前で酒を飲む野田さんの、若い頃の姿が浮かんできた。ボクは本格的にカヌーはやらなかったが、自然派になろうという意識が強かったせいもあって、そのフィーリングは理解していたつもりだった。

話が少しそれてしまったが、椎名誠さんの語りを聞く機会にはこれから敏感になっていこうと思っている。金沢だと講演になってしまうが、東京だとトークになる。面倒臭さもあるが、この微妙なニュアンスの違いが大事だ。最高でも50名くらいの小さなフロアだと、椎名さんのリラックス度も違うだろう。

まあ、一応期待してみるかな……


「秋だから 椎名誠のトークが聞きたくなった」への2件のフィードバック

  1. 人恋しくなる秋ですね。
    でも、それが椎名誠さんなんて、ナカイさんらしい。
    タイトル写真も、いいですね。
    秋そのものって感じ?・・・・で。
    今朝は天気もいいから、気分も爽快。
    さて、頑張るかな。

  2. 写真、前のタイトルのPC画面に入っていたやつです。
    あれしかなかったんで、つい・・・・・・
    “シラフ”で撮ったんで、それなりにイケてると思っています。
    ところで、『帰っていく場所』に関するブログの中に、
    中居ヒサシ著のやつが載ってます。中身は一緒ですが。

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