河北潟干拓地に風が吹く
最近は、休日時間があると河北潟干拓地によく足を運ぶ。
今まで近くに居ながら、夏のウォーキングや冬のスキーハイクに行くくらいで、特にそれほど深い愛着があったというわけではなかったのだが、今は変わった。
ボクらが覚えている河北潟は、広くて大らかで、嵐の時などは時々怖かったりもしたが、ひたすらのんびりとした印象だった。
だから、干拓によって失われたものはとても大きく、そうしたこと自体、過ちだったと今も思っている。
しかし、そうなったことを考えるより、今これほどまでに美しい風景として蘇っているということを思うようになった。
そう思うことで、自分の中にある河北潟への思いを忘れないようにしているのかもしれない。
今日の河北潟干拓地は、天気はいいのだが風が吹いている。
広々とした麦畑では、穂が大きく揺れ、じっと見ていると吸いこまれそうになる。
夏には「ひまわり村」になる一帯には、赤い花が無数に咲いていた。
どんな場所にいても、ここに広々と水面を輝かせていた河北潟があったのだと、いつも思う・・・・・・
とても落ち着く風景ですね。
それにしても、
時代とともに風景はどんどん変わっていくものなんだなと、
不思議な感じがしますが、
潟がなくなったという感覚は
どんなんでしょうかね?
想像がつきません…
どこか、北海道あたりを連想させますね。
河北潟があの辺りまで広がっていたなんて、
僕には想像出来ません。
なんだか寂しいです・・・・・