2014.3.11 追悼式。
遺族代表として最初に言葉を述べられた浅沼ミキ子さん。
元気に避難誘導にあたっていたという25歳の亡き息子へ、
あなたを誇りに思いますと語りかける。
その瞬間、母としてのやさしい思いが堪えていたものを崩れかけさせたが、
浅沼さんは気丈に言葉をつないだ……
聞き終わった後、平凡な言い方だが立派な母親だと思った。
同じ年頃の子供を持つ親として、
自分にはこの人のような気骨はあるのだろうか?とも思った。
日常のいとしさ、かけがえのなさ……
これもまた平凡な言い方だが、大切なものを、
浅沼さんの言葉が思い出せてくれた気がした……