カテゴリー: 小さな旅
今回の京都(4/4) ここでお終いにしよう
四条まで歩いて地下鉄に乗る。京都駅に戻ると、もう夕暮れ時だった。 伊勢丹の地下、つまり「デパ地下」でおかずを調達し、コンビニでビールも揃えてホテルへと向かう
今回の京都(3/4)今日の終いは、建仁寺
今日はまだ終わっていない。 強い日差しを受けながら、詩仙堂・小有門のちょっと上にある駐車場まで戻り、クルマでとりあえずホテルに向かうことにした。クルマの運転
今回の京都(2/4) そして、曼殊院門跡へ
詩仙堂から15分も歩けば、曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)に着く。 15分というのは大した時間ではないが、この日は10月の半ばだというのに30度位の気温が
今回の京都(1/4) 詩仙堂から
今回の京都は、詩仙堂の小さな門から、いきなり始まったような気がする。 京都東インターから山科あたりの混雑も、南禅寺周辺の慌ただしい気配も、一乗寺という土地に
白虎隊の墓前に立って
白虎隊の墓の前には、いつも人がいます。 と、地元の人らしい誰かの声が聞こえた。 一見、観光地としてしか見えない飯盛山。 わずか、140年ほど前か…
会津を旅するということは
会津若松は不思議な街だった。 NHKの『八重の桜』を毎週欠かさず見ているが、その影響もあって、自分の中にも会津という国自体への“同情”みたいなもの
小浜の国宝めぐり
福井県の小浜と言えば、もうほとんど京都府に近い。金沢方面からだと、敦賀から天橋立へ行く道すがらの街といったイメージも強かったりする。これはボクだけ
能登黒島・旧嘉門家跡
このエッセイを読んでいただいたという、北海道の方からメールが来た。 お名前が嘉門さんと言って、詳しいことは全く分からないが、亡き祖父が旧門前黒島の出らしいと
日本に京都があって
久しぶりの京都。 いつ以来だろうかと考えてみたら、去年の秋の終わりに醍醐寺へ来ていたから、大したご無沙汰でもないことに気付く。 天気は快晴。だが日陰では寒
雪国の車中で、星野道夫と植村直己を思う
2000年3月のはじめ、ボクは新潟の直江津から長野に向かう快速列車の中にいた。 前夜からの大雪のためダイヤは乱れていたが、ボクはそのことを幸運に思っていた。
秋の寺歩き~醍醐寺
京都の醍醐寺と滋賀の石山寺を、11月の連休を利用して訪れるという、かなり贅沢な寺めぐりをやってきた。 二人の娘が京都にいた六年間には季節に一度くらい出掛け、
余呉湖と、街道をゆくの旅
司馬遼太郎の『街道をゆく』にかなり影響を受けたという話は、何度か書いている。 1971年、週刊朝日で連載が始まり、ボクはその7、8年後には読み始めていた。
いつの間にか、郡上八幡仕様になっていく
一年二ヶ月ぶりに郡上八幡へとやって来た。 数日前までは、長野の小布施へ行こうかと考えていたのだが、何となく“栗おこわ”が頭に浮かび、口の中がごわごわする感触
秋の定番・桂湖にまた行く
五箇山から白川村へと向かう途中に、桂湖への道がある。 一気に高度を稼ぎながら境川ダムまで登り、あとは湖を見ながら水平に進むと、湖畔の公園が見えてくる。 家からだ
河北潟の端っこを探検する
河北潟の端っこで見つけた漕艇場から延びていく水路に、何だかとても興味が湧いていた。 そして、その第一次探検の時を迎えたのは、十月の下旬に入ろうかと