カテゴリー: 好きなモノ・コト
🖋 古いレコードが思い出させてくれた ジャズ少年の頃
♪音楽に対する妄想 この春(2020年)に実家の物置から古いジャズのレコードが20枚ほど出てきた。断捨離の一環の産物で、ついでにジャズに関する本なども出てきて
🖋 子供時代の購読漫画と 草叢に消えたカメラ
手塚治虫はやはり凄いんだなあ……と、立川談志師匠の本や、クラシックのラジオ番組の中の話からあらためて感じている。 両者の話を少し書くと、まず談志師匠の本には
🖋年末におけるラグビーの高熱
年も明けたのにまだラグビーの話かよと言われるかもしれない。が、今も冷汗をかきながら書き下ろしている筆者にとっては、今(年末)がラグビー熱・最高潮の時であること
🖋 三月 勝沼にて
三月のはじめ、快晴の「勝沼ぶどう郷駅」に降り立つ。長野から塩尻を経由し、ゆっくりと旅の行程も楽しんできた。八ヶ岳、甲斐駒、北岳、そして富士……心を熱くする車窓
🖋 モナリザ…湯けむりの中で口笛を吹く
新潟の月岡温泉にある某旅館で、早朝の大浴場を独り占めしていた。自分以外に誰もいないわけは、この旅館には二つの浴場があり、もうひとつの方が圧倒的に人気が高いから
🖋 山と人生のあれこれは 沢野ひとしから学ぼう
沢野ひとしの山の本というのは、『山と渓谷』で連載された『てっぺんで月を見る』が最初だった。 関係の深い椎名誠の本も同誌で連載された『ハーケンと夏みかん』が最
蕎麦畑のそばにて
蕎麦の花が咲き広がる風景というのは、山村にひっそりと存在するものだと思っていた。 そして先日、富山の南砺市で出合った風景によって、その思いは変わった。 そ
アラン・ドロンよりも ジョン・ウエインだった
アラン・ドロンが現役を引退するというニュースを聞いて、なぜかいろいろなことがアタマの中に蘇ってきた。 小さい頃から洋楽・洋画の世界が身近にあったせいで、かな
甲州ブドウが信玄本を導く
大河ドラマ『真田丸』で、ついに真田昌幸が死んだ。 (タイトル写真は真田昌幸 『戦国大名武田氏の家臣団』より) 幻覚の中、馬の嘶きと近づいてくる蹄の音に起き上がり
秋のはじめのジャズ雑話-2
『POPEYE』の9月号が、「ジャズと落語」という特集を組んでいて、能登へ仕事で行った時に、トイレを借りに入った商業施設の中の書店でほぼ衝動的に買いこんだ。 眠
電車に乗ると
電車に乗ると、やはり基本は窓の外の風景を見ることだと思う。 風景は流れ去っていくもの。 本の中の活字や写真はいつでも見ることができるが、風景は待ってくれない。
焚火休日のときの流れ
久しぶりの焚火である。 と言っても、焚火そのものを楽しむものではなく、裏の空き地に放置されているものを焼却するという、れっきとした家事仕事だ。 ただ、楽しくない
明治ラグビーの復活… 早明戦の復活
2015の早明戦は近年にない白熱した好ゲームだった。 明治ラグビー復活の道筋は、監督・丹羽政彦と、今シーズンから就任したFWコーチ・阮申騎(げん・しんき)が作っ
🖋 キゴ山で雪に遊ばれた日
二月最後の日は土曜日で、それまでの忙(せわ)しなさと、それからの間違いなく訪れる慌ただしさに挟まれた、完全休みの一日だった。 二月の終わりという響きも何となくい
勝沼~ブドウとワインと友のこと
今から35年ほど前の話である。 大学時代の親友Mの実家のある山梨県勝沼町(現甲州市)で、貴重な体験をした。 彼の実家には現役時代にも何度もお邪魔していたが、卒業