🖋10月のミイラの肖像画と仏像について

 部屋の床に、一冊の本が落ちていた。朝の光が、斜めに並んだ二つの小さな窓から差し込み、瞬間的にミステリーの始まりを予感させる…… しかし、妄想は2秒半ほどで終わ 続きを読む

🖋 北越に加賀藩士たちの墓

 新潟県長岡市の郊外にある不動院という寺の前に着いたのは、午後2時を少し過ぎた頃だった。  6月の初め、辺りの雰囲気がすでに夕方近くのように感じられたのは、小高 続きを読む

🖋 三月 勝沼にて

 三月のはじめ、快晴の「勝沼ぶどう郷駅」に降り立つ。長野から塩尻を経由し、ゆっくりと旅の行程も楽しんできた。八ヶ岳、甲斐駒、北岳、そして富士……心を熱くする車窓 続きを読む

山と人生のあれこれは 沢野ひとしから学ぼう

 沢野ひとしの山の本というのは、『山と渓谷』で連載された『てっぺんで月を見る』が最初だった。  関係の深い椎名誠の本も同誌で連載された『ハーケンと夏みかん』が最 続きを読む

福島南会津・檜枝岐に行く

 南会津と聞いて、北陸に住むニンゲンがどこまで想像を広げることができるだろうか? と考えてしまった。  会津といえば、会津若松や磐梯山などを想像するのが一般的で 続きを読む

大野の“おおのびと”たち

大野のことを書くのは二度目だ。 訪れたのは四度目で、大野は深く知れば知るほど、その魅力にはまっていくところであるということを再確認した。 前にも同じようなことを 続きを読む