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カテゴリー: 寺社が好き

🖋 南砺・井波の小散歩と小雑想
◆富山南砺の井波といえば、よく知られた彫刻の町 井波に最初に立ち寄ったのはまだウラ若き青年の頃だったが、二度目か三度目あたりの、やや埃をかぶった年代になると余裕
🖋10月のミイラの肖像画と仏像について
部屋の床に、一冊の本が落ちていた。朝の光が、斜めに並んだ二つの小さな窓から差し込み、瞬間的にミステリーの始まりを予感させる…… しかし、妄想は2秒半ほどで終わ
🖋 北越に加賀藩士たちの墓
新潟県長岡市の郊外にある不動院という寺の前に着いたのは、午後2時を少し過ぎた頃だった。 6月の初め、辺りの雰囲気がすでに夕方近くのように感じられたのは、小高
晩秋京旅・圧倒編 その1
京都の歴史と季節感を、同時に楽しみに行くというのは壮大なプランである。 しかも圧倒的な紅葉の時季に訪ねるというのは、一種の冒険に近い。 京都はすでに人(観光客と
布橋とプモリと芦峅寺と
めずらしく家人が立山山麓へ行こうと言ってくれた。 当然二つ返事どころか、四つか五つほど返事して行くことになった。 当方にとっても、ふらりと行きたいところ・不動の
今回の京都(4/4) ここでお終いにしよう
四条まで歩いて地下鉄に乗る。京都駅に戻ると、もう夕暮れ時だった。 伊勢丹の地下、つまり「デパ地下」でおかずを調達し、コンビニでビールも揃えてホテルへと向かう
今回の京都(3/4)今日の終いは、建仁寺
今日はまだ終わっていない。 強い日差しを受けながら、詩仙堂・小有門のちょっと上にある駐車場まで戻り、クルマでとりあえずホテルに向かうことにした。クルマの運転
今回の京都(2/4) そして、曼殊院門跡へ
詩仙堂から15分も歩けば、曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)に着く。 15分というのは大した時間ではないが、この日は10月の半ばだというのに30度位の気温が
今回の京都(1/4) 詩仙堂から
今回の京都は、詩仙堂の小さな門から、いきなり始まったような気がする。 京都東インターから山科あたりの混雑も、南禅寺周辺の慌ただしい気配も、一乗寺という土地に
小浜の国宝めぐり
福井県の小浜と言えば、もうほとんど京都府に近い。金沢方面からだと、敦賀から天橋立へ行く道すがらの街といったイメージも強かったりする。これはボクだけ
秋の寺歩き~醍醐寺
京都の醍醐寺と滋賀の石山寺を、11月の連休を利用して訪れるという、かなり贅沢な寺めぐりをやってきた。 二人の娘が京都にいた六年間には季節に一度くらい出掛け、
平泉寺に白山を見る
何年ぶりだろうかと考えつつ、旧白峰村の谷峠(トンネル)を越え福井県勝山市へと向かっていた。隣りの大野へ行ったのが一昨年で、その時も長いこと勝山へは言ってないと思
石動山。かつての記憶
かなりの久しぶりさで、石動山(せきどうざん)に行ってきた。 中能登町の仕事に関わることになりそうなので、記憶の財産を再確認しておこうと思ったからだ。 初め
永光寺の開創七百年
羽咋市の古刹・永光寺(ようこうじ)が、開創七百年の特別拝観を始めた。四月一日から十一月末までの長期開催だ。 昨年の秋に訪れ、そのことは聞いていたが、二日土曜日の
永光寺と、今年初めてのどんぐり
大学の後輩に「明彦」と書いて「あきよし」と読む名前のやつがいた。初対面の人は必ず「あきひこ」と読んだ。ボクもそうだった。 石川県羽咋市にある曹洞宗の名刹・永光