hisashinakai
投稿者: hisashi nakai
🖋 夢の中で埋められる……
あることで不意に思い出したことがある。正月早々に泥の中に埋められるという奇妙な夢を見ていたことだ。罪人か、とにかく囚われの身であったのは確かで、夢の中の時代は
🖋 冬枯れ
**************************** 季節がどんどん既成の感覚を壊し始めた。 夏はまだ、〝暑い〟を〝物凄く暑い〟に変えているだけで、寒く
🖋年末におけるラグビーの高熱
年も明けたのにまだラグビーの話かよと言われるかもしれない。が、今も冷汗をかきながら書き下ろしている筆者にとっては、今(年末)がラグビー熱・最高潮の時であること
🖋 煮込みうどんについて
たまに行く煮込み専門のうどん屋さんがある。鉄の器ではなく焼き物の器で出てきて、自分の評価軸だが、風味も明確に“ 煮込みらしい ”と思っている。 先日、そこで
🖋 3月 安曇野 常念は見えず
**************************** 考えてみると、実に久しぶりに安曇野にいた。 何年か前に大町まで来たことがあるし、松本にもごく最近
🖋 甲府行き (3)甲府周辺~佐久車中 の書き下ろし
この前に、当然「甲府行き(2)」「甲府行き(1)」があります。 あっという間に帰路である。 と言っても、前日金沢から長野、長野から塩尻、塩尻から甲府に着き、
🖋 甲府行き (2) 長野を出て 姨捨~塩尻 車中書き下ろしは続く
長野に着いた。金沢から1時間半ほど。 新幹線なのだから特別なことでもないが、今回は「はくたか」だから、北陸新幹線としては一応各駅停車なのである。何となく“各
🖋 甲府行き (1) 金沢を出て 車中書き下ろし
3月初めの土曜の朝。北陸新幹線「はくたか」の7号車7番C席にいる。 ちょっと前に動き始めた客車内はかなり空いていて、さっそくいつもの質素なノートを取り出した
🖋 おしぼりと見た目のこと
コンビニ。棚からサンドイッチを持ってレジへと行く。 ビニール袋に詰め込まれる際に、「おしぼり使われますか?」と問われる。 「ハイ」と答える。が、ホントのところ
🖋 1月 書き始め
1月がもうカンペキに後半に入ったあたりの日曜日の午前。 居間の窓辺に置かれた小さな机に向かっている。音楽は、キース・ジャレットのピアノソロ。かなり以前から、
🖋10月のミイラの肖像画と仏像について
部屋の床に、一冊の本が落ちていた。朝の光が、斜めに並んだ二つの小さな窓から差し込み、瞬間的にミステリーの始まりを予感させる…… しかし、妄想は2秒半ほどで終わ
🖋 山里歩考者の独りごと
ただ山里を歩きたいという衝動(欲求)に駆られる。 誰もなぜ?と聞いてこないので、こちらも敢えて説明することはないのだが、普通そんな衝動に駆られることは
🖋「…で」と「…が」について
仕事場近くにできた図書館に、よく出入りするようになった。 自分にとってはちょっと大きくて、且つおしゃれすぎて、元来の素朴な図書館そのものが好きという自分なり
🖋 北越に加賀藩士たちの墓
新潟県長岡市の郊外にある不動院という寺の前に着いたのは、午後2時を少し過ぎた頃だった。 6月の初め、辺りの雰囲気がすでに夕方近くのように感じられたのは、小高
🖋 Re;日常に句点を打つ
日常の中に、句点をうつ……… 誰かが言っていた言葉だ。 ニュアンスはちょっと違っているかも知れないが、句点つまり「。」をつけると、ひとつのことにケリが付く。
