カテゴリー: 山が好き
布橋とプモリと芦峅寺と
めずらしく家人が立山山麓へ行こうと言ってくれた。 当然二つ返事どころか、四つか五つほど返事して行くことになった。 当方にとっても、ふらりと行きたいところ・不動の
🖋 山の空と妄想と
今でも山を見ていると、不思議と永遠な何かを思ったりする。 山は空に繋がっているからだと思っている。 空にある雲も同じだ。 雲はそんな空に浮かんでいたり、空を流れ
山旅の歴史も面白い
年末の金沢駅は予想していたほどの混雑ではなかった。帰省する次女を迎えに来たのだが、駅に着いた途端、バスが20分ほど遅れているらしいとメールが入ってくる。 少
雪国の車中で、星野道夫と植村直己を思う
2000年3月のはじめ、ボクは新潟の直江津から長野に向かう快速列車の中にいた。 前夜からの大雪のためダイヤは乱れていたが、ボクはそのことを幸運に思っていた。
平泉寺に白山を見る
何年ぶりだろうかと考えつつ、旧白峰村の谷峠(トンネル)を越え福井県勝山市へと向かっていた。隣りの大野へ行ったのが一昨年で、その時も長いこと勝山へは言ってないと思
山には、悲劇も喜劇もある
今年の春も北アルプスで何人かの登山者が死んだ。厳冬期の遭難事故は少なくなったように感じられるが、春山での事故は一向に減っていないのではないだろうかと思ったりも
笹ヶ峰~残雪の上で書き下ろす
恒例になった毎春の笹ヶ峰スキートレッキング。 ちょっと空白があったが、二年前に復活して、その時から現地書き下ろしを始めた。だから、今もボクは笹ヶ峰の雪原の岩
雨の千寿ヶ原で
土曜の朝、立山山麓へと向かう。 お手伝いをしている太郎平小屋のパンフが出来上がり、それを届けに行くというのが直接的な目的だった。 第一弾を作ってから、もう
大正時代の壮大な夢・・・・・
大正12年から13年にかけて、伊藤孝一という人物が計画し実行した、北アルプス積雪期登攀の映画撮影山行。 伊藤たちは始めに「雪の立山・針ノ木越え」の撮影山行に
2月。立山山麓の穏やかな午後
立山山麓の「ロッジ太郎」へ、忙中閑あり的速攻で行って来た。 北アルプス「太郎平小屋」のスキー場版ロッジで、極楽坂スキー場に爽やかなレモン色の建物で佇んでいる。
森林公園をテレマークで
津幡町にある石川県森林公園には、家から河北潟干拓地の道を縦断して、20分もあれば着く。 もちろんクルマでであって、公園の南口にあるインフォメーショ
雪山と雪焼けと顔のシミなどについて
生まれつきかどうかは分からないが、乾燥肌である。手の甲や指先などは、この季節いつもざらざらしている。 さらに昔から太陽に晒してきたせいか、シワやシミがひどい。よ
エベレストへは行ってくるべきであった
コタツでひっくり返りながら、素晴らしく緊張した九十分を過ごした。 二月十一日に放送された、NHK-BS『グレートサミッツ「エベレスト~世界最高峰を
ヤマケイと山人の歴史を読む
今しみじみと、わずかにしたり顔をしながら読んでいる本がある。 『山と渓谷1.2.3復刻撰集』という、ちょっとマニアックで厚めの文庫だ。 ご存じのように、『山と渓
雪を待つ・・・
山に雪が来た…などというニュースを見聞きすると、毎年必ずやることがある。 それは、自分の二畳半の部屋に置かれてあるテレマークスキーの道具類に目を向けることだ。