福島南会津・檜枝岐に行く
南会津と聞いて、北陸に住むニンゲンがどこまで想像を広げることができるだろうか? と考えてしまった。 会津といえば、会津若松や磐梯山などを想像するのが一般的で
笑顔について
最近、ちょっと笑顔をつくることに慣れてきたような気がしている。 家族で旅行したり、ちょっとした行事があったりすると写真を見せつけられるので、これまでのように
アラン・ドロンよりも ジョン・ウエインだった
アラン・ドロンが現役を引退するというニュースを聞いて、なぜかいろいろなことがアタマの中に蘇ってきた。 小さい頃から洋楽・洋画の世界が身近にあったせいで、かな
🖋 金沢と能登・柳田村を結ぶ小さな想い出
金沢の街にあまり強く感じるものがなくなってから、何年かが過ぎたように思う。 今はただ漠然と街なかを歩いていたりする。特に新幹線と逆流するかのように、金沢観は
まぶしいほどの新緑の中で夏を考えた
静かな沼の脇にあるベンチに腰かけ、まぶしいほどの新緑に浸っていると、ふと、そろそろまた夏が来て、その夏が去っていく頃、また少し寂しいというか、空虚な気持ちにな
🖋 山里を歩く~春のうららの福光行
休日のすべてが自分の時間になるなどありえない。 ましてや、何も考えずひたすら自分のしたいことに没頭しているという時間も、遠いはるか彼方的場所に置いてきてしま
🖋 山里から奥の森へ~残雪せせらぎ城端行
城端の中心部を過ぎ、国道がもう山裾のあたりまで来たところで小さなパーキングを見つけた。 右側には合併する前に建てられた「城端」の文字が入ったサインがある。
冬の朝の小さな奇跡
2011年12月24日の朝。 こういう言い方が正しいのか分からないが、クリスマス・イブの朝である。 冷え込み、目覚めると天気予報どおりに雪がうっすらと積もってい
大野の“おおのびと”たち
大野のことを書くのは二度目だ。 訪れたのは四度目で、大野は深く知れば知るほど、その魅力にはまっていくところであるということを再確認した。 前にも同じようなことを
雪は“どかす”もの
NHK昼のニュースが「大雪で地元の人たちは雪かきに追われ……」と伝えている。 しかし、テレビに映っているのは我々の地方ではない。 一月に入って、我々の地方ではわ
🖋 定本「山村を歩く」を読み思ったこと
年の始めの一冊は、その年をよりいい気分でスタートさせてくれるものに限る…… と思いつつ、昨年末に用意しておいた一冊である。 著者は知る人ぞ知る雑誌
🖋 やはり “山里”を歩いているのだと思う
農村に対して漁村という言葉はあるが、山村に対する海辺の村を表現する言葉を知らない。 最近、山里(あるいは山村)歩きをかなり本気になって楽しんでいるが、そんな中か
🖋 うつくしき町を歩く「奥能登・珠洲蛸島」2016秋
奥能登・珠洲蛸島の入り組んだ町を歩いてきた。 暦では秋も深まり、しかも能登半島の先端に近いとくれば、そぞろ歩きなどあまり適さないと思う人もいるだろう。 しかし、
🖋 秋は山里歩きなのであった
自分の住んでいる内灘という町と、河北潟干拓地でつながっている津幡という町は、石川県河北郡に残った二つの同朋みたいな町である…と、勝手に思っている。 残ったという
白山麓~ 尾口の想い出話
白山麓の最奥部・旧白峰村の一つ手前にあったのが、旧尾口村である。 季節がはっきり夏から秋へと切り替わった頃、久しぶりに出かけてきた。 尾口は、白山麓の1町5村の