カテゴリー: 何気に思い・考えたこと
鬼たちは、なぜ来年の話を笑うのか?
そろそろ来年のことを考えようと、「印は無いけど良い品」を売るという店で手帳を買った。 まともな手帳を買ったのは久しぶりのことだ。と言うのも、基本的に簡単なスケジ
どうでもいいようで、よくなかった話
今年の春、金沢武蔵にある「Sタバ」とかいう茶店で
孤独と単独
誰でもそうであるように、「孤独」という言葉よりは、「単独」という言葉の方が好きだ。 単独には、自分自身の意思があり、孤独にはそれがないと思うからだ。 独り旅、単
B級風景のこと
“B級風景”という勝手な名前を付け、身近にあって自分の好きな風景を大切にしている。先日、柿木畠でこういう話をしたら、横で聞いていたご婦人が、なかなか面白そうや
秋はまだ始まったばかり
某ショッピングセンター内の書店で面白そうだと手に取った一冊の本。チラチラと読んでいくと、予想どおり面白い。立ち読みは辛いので周囲を見回すと、本棚の角、いいところ
柿木畠で能登を語り 主計町でぼ~っとした
台風の煽りを受けた冷たい雨が降り続く日の、午後の遅い時間、ズボンの裾を濡らしながら柿木畠へと足を向けた。 ちょっと久しぶりだったので、駐輪場の前に立つ掲示板を見
休筆ではない日々
ちょっと気合の入った文章書きに没頭し始めてから一ヶ月半くらいが過ぎた。その間、当ページが疎かになり、数人のご贔屓さんから体調でも壊したのか?とか、仕事が忙しいの
富来から門前への道~その2
下り坂の前方に山里の田園地帯が予感し始めると、道はしばらくで分岐に行き当たった。 左折して、方向的には日本海方面へと向かう。まだまだ海の様子など感じ取れないが、
富来から門前への道~その1
旧富来町から旧門前町に通じる道にはいくつかあるが、最も知られていないのが、今回のこの道なのではないだろうか…、と秘かに思い、嬉しくなった。 一般的に富来から門前
夏のはじめの雑想
真夏日の夜、飲み会の帰りにYORKに寄ると、カウンターに懐かしいジャケットが置かれていた。スイングジャズの代表的なピアニストであるテディ・ウイルソンの、1955
ひるがの高原・夏
ふらりと、「ひるがの高原」へ行ってきた。不覚にも初めてだった。 東海北陸自動車道を一つ手前の荘川インターで下りて、道の駅に寄り、そこから一旦何を思
🖋 一年の折り返しあたりでの雑想
輪島・旧門前黒島で復元に関わっている角海家が、建築の方の完了を間近にしていた。畳がすべての部屋に敷かれ、そろそろ展示演出の仕事にかかれる段階に入っている。 もち
門前黒島で頑張る時が来た
再び能登・旧門前町(現輪島市)の仕事に足を踏み入れ、とりあえず真っすぐに取り組んでいかねばならない状況下にあることを、数日前から悟りつつある。なに
油揚げを枕に柿木畠のヤキメシ
能登の羽咋で買ってきた油揚げが美味いと書いたら、それを読んでくれた金沢・柿木畠の喫茶「ヒッコリー」のマスター・水野弘一さんもそれを買い求めに出掛けられ、そして大
稲見一良… オトコ、そして少年のこころ
稲見一良という作家の存在は、広く知られているというわけではないだろう。だいたい、「一良」と書いて「いつら」と読むこともめずらしく、ほとんどの人はそのとおりに読め