カテゴリー: ジャズとジャズの周辺
“ I Want MILES ”のとき
一年に数回はこのアルバムを聴く。 最初の「ジャンピエール 」と、最後の「キックス 」だけだが。 この前の休日もそうだった。 何の前兆もなく? 何となくCDを取り
音楽はそれなりの音で聴く
珈琲屋さんで、小うるさいオッカさんたち、いや、賑やかなご婦人たちと隣席になった時などには、潔くイヤホンで音楽を聴く。 本を読んだり、考え事をする程度なら少しは我
アジフライと、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」と
店名のわりにはそれほど入り口の戸が大きくないなあと思うある店で、夏メニューだという“アジフライ定食”を食べた。 実は中学二年の夏頃から、にわかにアジフライ好
金沢ジャズ・ストリート
今年の金沢ジャズストリートに、“チック・コリア氏が来る”という記事が載っていた。 全盛期はすでに過ぎているとは言え、ビッグである。 ただ、氏は余計だ。グラ
キースの即興ソロ・・・
久しぶりにじっくりと『ケルン・コンサート』を聴いた。 しみじみと春が青かった時代が蘇ってきた。 キース・ジャレットの生ソロは、大学4年の秋、このアルバムの出た後
深夜のラジオから懐かしい声が
冬の寒い夜には、寝床に入るとラジオを聴いた。 三十分ほどのおやすみタイマーにしておくと、ほどよい頃に眠気が満ちてきて、すんなり寝入っているとい
『津軽海峡冬景色』at YORK
ボクの話によく出てくる金沢の古いジャズ喫茶・YORKが、まだ片町にあった時代の、ちょうど今頃の季節の、ある夜のこと…… 深夜12時が過ぎ、一応閉店時間を迎えた店
みねさんは、やっぱドルフィーだ・・・
1月28日土曜の北國新聞朝刊に、「一調一管」の乃莉(のり)さんと、峯子さんが紹介されていた。以前にもNHKが制作した番組で二人のことが紹介され、そ
タサイであったことについて
気が付くと、多くの人から“タサイなニンゲン”と呼ばれるようになっていたのである。タに濁点は付けないでほしい。 この“タサイ”とは、“多彩”とか“多才”のことであ
マイルス・デイビス没後20年特別番組
昨年12月に書いた『マイルスから始まった…』( http://htbt.jp/?p=1730 )。金沢で唯一行われたマイルス・デイビスのコンサート
夏のはじめの雑想
真夏日の夜、飲み会の帰りにYORKに寄ると、カウンターに懐かしいジャケットが置かれていた。スイングジャズの代表的なピアニストであるテディ・ウイルソンの、1955
香林坊に会社があった頃の話2
その1を書いてから、この話には多くの反響があり、早くつづき、つまりその2を書けといった内容のメールなどが多くきた。反響が多くて、それなりに話のタネになるのは嬉
ジャズはジャズ的に聴く
三月下旬のNHK-BSで、上原ひろみがピアノを弾きまくっていた。 七九年生まれだから、もう三十歳は過ぎたのに、相変わらず可愛い笑顔をトレードマークにして、本当に
巨人 80歳のロリンズが語った
なになに界の巨人という呼び方はあまり好きではないが、今年80歳を迎えたというソニー・ロリンズは、やはりジャズ界の巨人の一人だ。しかも、ジャズ界をリードしてきたと
「 JAZZ AT 紺屋坂 vol2 」スナップ集
熱演する出演者たち。みな、なかなかいい顔してる。 ■金沢工業大学軽音楽部「MAJO」 ■金沢ラテンジャズオーケストラ ■金沢市立兼六中学校吹奏楽部 ■石川県立工