カテゴリー: 能登のこと
石動山。かつての記憶
かなりの久しぶりさで、石動山(せきどうざん)に行ってきた。 中能登町の仕事に関わることになりそうなので、記憶の財産を再確認しておこうと思ったからだ。 初め
🖋 能登の山里をめぐる道… 門前~富来~中島 2012.06/02
「里山里海」という文字をよく目にするようになった。 しかし、この「里山里海」という表現があまり好きではなかった。 特に日本にはもともと「山里」という言葉があり、
雨の朝の山里の道・・・
前号の続きである。 つまり、羽咋の滝周辺で文化的匂いを嗅いでから、再び有料道路に乗ったのである。そして、しばらく走って今度は西山インターで下りることにした。 こ
雨の朝 小さな町にて
小雨の朝、輪島に向かってかなり早めに家を出る。 早めに出るのは、羽咋の滝町周辺に立ち寄りたいからだ。 八時前には完璧に羽咋にいた。そして、国道249号線を走りな
じっくりと能登に浸る
二月だというのに日本海は穏やかに凪いでいた。 能登有料道路をM子Kタローの運転で、まずは志賀町へと向かっている。 助手席に乗って、ゆったりと凪いだ海が眺められる
🖋 能登の山びとの一端を知る
『山に生きる人びと』(民俗学者 宮本常一著)。 少なくともボクにとって、この本には、人が山とのつながりを作っていった、さまざまな過程がきめ細かく紹介されていて、
東京で志賀の油揚げを考えた
これは、東京・新丸の内ビルディング、通称「新丸ビル」の一階にあり、東京駅の煉瓦造りの建物を眺めながらコーヒーが飲める、天井が高くてガラス張りになった某カフェの中
門前黒島で、いしるづくりを見る
朝九時、快晴。通い慣れた山里や海沿いの道を経て、また門前黒島へとやって来た。 クルマを角海家裏に止め、背伸びしながらまずは目の前の海に目をやる。猿
ススキの滝と、一宮海岸の夕焼け
羽咋市滝町から柴垣へ抜ける道沿いの田園地帯は不思議な場所だ。奥に見える日本海と、さらにその上に広がる空とのバランスが、切ないくらい?胸に迫ってくる。 ボクにとっ
柿木畠で能登を語り 主計町でぼ~っとした
台風の煽りを受けた冷たい雨が降り続く日の、午後の遅い時間、ズボンの裾を濡らしながら柿木畠へと足を向けた。 ちょっと久しぶりだったので、駐輪場の前に立つ掲示板を見
富来から門前への道~その2
下り坂の前方に山里の田園地帯が予感し始めると、道はしばらくで分岐に行き当たった。 左折して、方向的には日本海方面へと向かう。まだまだ海の様子など感じ取れないが、
富来から門前への道~その1
旧富来町から旧門前町に通じる道にはいくつかあるが、最も知られていないのが、今回のこの道なのではないだろうか…、と秘かに思い、嬉しくなった。 一般的に富来から門前
門前黒島の 素晴らしき人たち
かなり性格が歪んでいたと思われる台風6号の影響が消え去りつつあった日。旧門前町(輪島市)黒島の空には、久しぶりの夏の青空があった。金沢は一日曇りだったり、雨もチ
🖋 一年の折り返しあたりでの雑想
輪島・旧門前黒島で復元に関わっている角海家が、建築の方の完了を間近にしていた。畳がすべての部屋に敷かれ、そろそろ展示演出の仕事にかかれる段階に入っている。 もち
門前黒島で頑張る時が来た
再び能登・旧門前町(現輪島市)の仕事に足を踏み入れ、とりあえず真っすぐに取り組んでいかねばならない状況下にあることを、数日前から悟りつつある。なに